ちょっと興味があって・・・というか周囲の状況や自分の事も含めて、非常に気になったことがあって、気分や体調とホルモンの関係について最近調べていました。

一ヶ月以上かけましたので、ものすごい長文になっています。いくつかに分けてアップしようかとも思いましたけど、一つにまとまっている方が良いと思いましたので、このままアップします。
本題に入る前に、少し話が逸れますけど、アベノミクス効果で日本の景気が少し回復している気もしますけど、100年先を見据えた国家事業というよりも、日本を支えている企業にカンフル剤を打って、無理やり元気にしているような気もします。いやバイアグラという方がしっくり来るかも(笑)
でも本質的に世知辛い状況は変わっていませんので、現在や将来に対して不安やプレッシャーを感じる時が誰でもあると思います。
その気分がずっと続くと、体調や思考に悪い影響が出てきます。
・夜が眠れない
・食欲がわかない、もしくは食べ続けてしまう
・集中力が持続しない
・ネガティブな思考ループから抜けられない
・ベッドから抜け出せない
これらの症状がひどくなると、いわゆる「うつ病」というものになります。
ケースによって誰でもかかる病気です。
職場でこの病気で長期に休む方がここ10年くらいで増えましたし、そういう僕も昨年後半にうつ病になりかけていたと思います。11月頃は本当に自分が自分でないような時がありました。
今は体調も含めて平常に戻っていますけど、「なんであの時、あんな風に感情のコントロールができなかったのだろう?」とか「生活リズムが変わったんだろう?」とか不思議に思うことばかりです。
ネットや本でいろいろと調べているうちに、体内のホルモンの分泌が関係していそうな事が分かりました。もちろん僕は心療内科の医者ではありませんし、ホルモンと聞けば「今夜は焼き肉だ!」なんていう発想しか出てこないド素人です(笑)話半分に読んで頂ければと思います。
さてホルモンとはなんでしょう?
人間の体内には100種類以上のホルモンが存在して、その比率や分量でその人の体調や性格に大きな影響を与えるようです。
Wikipediaによれば
狭義には生体の外部や内部に起こった情報に対応し、体内において特定の器官で合成・分泌され、血液など体液を通して体内を循環し、別の決まった細胞でその効果を発揮する生理活性物質を指す。ホルモンが伝える情報は生体中の機能を発現させ、ホメオスタシスを維持するなど、生物の正常な状態を支え、都合よい状態にする重要な役割を果たす。
全然分かりませんね、はい(笑)
僕は・・・かなり乱暴ですけど、体のいろいろなところで作られて、情報が体内で伝達されて正常な生活を行うための気持ちや体調のバランスを取る物質、という浅い理解をしています。
気分がウキウキしたり、落ち込んだりすると、それに関係するホルモンがバランスをとるために分泌されたり、もしくはあるホルモンが分泌されると、気分や体調に影響したりするみたいです。
ホルモンの複雑な点は、いろいろな種類のホルモンが相互に影響しあって、それが気持ちや体調に現れてくるところです。
そこで主に気持ちや行動に影響するホルモンを調べましたので、ご紹介したいと思います。
あ、一つだけ注意しなければいけないことがあります。
体内で生成されるホルモンの量についてですが、適正範囲があるようです。つまり多すぎても少なすぎてもダメで、これは個人によって違うのではないかと思います。
僕の説明はごくごく簡単なものです。 本当にバランスをとるためには専門の医師の方の診断やアドバイスが必要になりますので、ご注意お願い致します。
【セロトニン(Serotonin)】

心を安定させてくれるホルモン。心身共に安定した状態でいると多く分泌される。ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、楽しい・嬉しいといった気分を作り出す。「幸せホルモン」と呼ばれているそうです。
セロトニンは『トリプトファン』という物質から作られますが、小腸の粘膜にこのトリプトファンがあるそうです。 不安や緊張を感じたりすると、お腹のあたりがぽっこり穴が開いたような感覚になる時がありますけど、ひょっとすると体がセロトニンを急いで作ろうとしているのかもしれません。(僕の感想です。根拠なし(笑))
セロトニンが不足すると気分が不安定になり、睡眠障害や情緒不安定に陥りやくなるようです。慢性的に不足すると、うつ病になりやすくなります。
抗うつ薬は、このホルモンが体に再吸収されることを防いだり、強制的に増やすような作用があります(種類によって違うみたいです)。
でも、できるだけ薬に頼りたくないですよね。
セロトニンを普段の生活で増やす方法もあるみたいです。
『「脳の疲れ」がとれる生活術』から引用させて頂きます。
1.夜は12時までに眠る
2.夕食後はパソコンを操作しない
3.夜は携帯電話で長話をしない。ベッドの近くに携帯電話を置かない。
4.朝日を浴びる
5.朝夕に30分程度歩く
6.1日の中で何回か腹式呼吸をする(5分程度)
7.家族団らんの時間をつくる
8.夫婦、恋人とふれあう
9.感情を素直にあらわす
10. 親切を心がける
僕は見事に守れていません。どうしよう?(;・∀・)(笑)
でもお日様に当たるのは、本当に効果があると思います。
去年の秋、僕自身が不安定だった時に、良い天気の時に散歩して、何かが自分の体内にできるような感じを実感しました。気のせいかもしれませんけど(笑)
あと個人的な意見ですけど、心地良い音楽を聴くのも効果があるのではないかと思います。自分の好きなものでリラックスできると、このホルモンが出るのかもしれません。
ストレスが多い世の中で、心と体のバランスをとるために、大切なホルモンの一つのようです。
【ノルアドレナリン(Noradrenaline)】

興奮したときや、ストレスを感じたときに脳から分泌されるホルモン。
興奮と言っても、美女を見た時の「(;゚∀゚)=3ムッハー」みたいな状況ではなく、緊張や怒り、外敵との接触によって「闘争と逃走」の自律神経を活性化することが目的です。
自分が危険な状態に陥ったり、不安になった時に、全力で闘ったり逃げたりする能力をフルに発揮させるための情報伝達が本来の役割のようです。
適度な緊張状態で、ノルアドレナリンが出ている場合はやる気や行動力の源になりますので、普段の生活を充 実させるために必要なホルモンであることは間違いありません。
でもこの量が多すぎても、少なすぎても良くありません。
いわゆるうつ症状に最も影響するホルモンかもしれません。
①ノルアドレナリンが多すぎる時
ノルアドレナリンが大量発生してしまうと、常に興奮状態になり、ちょっとしたことでも怒ったり、不安になったり、必要以上に攻撃的な言動や行動を取ったり、満員電車に乗れない等のパニック発作を引き起こすことがあるようです。
心の安定ホルモンであるセロトニンが不足していると、ノルアドレナリン発生の抑制が効かなくなりますから
ノルアドレナリンの発生 → 不安・怒りの増長 → ノルアドレナリンの大量発生、
みたいなループが出来やすくなるようです。
このループの回避方法はノルアドレナリンを発生しにくくするか、発散させる方法が良いようです。
・食生活で糖質過剰にならないようにする。(インスタント麺・スナック・ジュースを控える)
・糖分を分解するのに必要なビタミン摂取(ビタミンB1が良いようです)
・お笑い番組をみて笑う、映画や音楽で涙を流して感情を発散させる
・家族や恋人・友人に感情を表に出して、それを聞いてもらう
・スポーツ等で何も考えずに体を動かす(リズミカルなスポーツはなお良い)
・もちろんセロトニンを増やすのも効果的
②ノルアドレナリンが少なすぎる時
逆にノルアドレナリンの量が減るケースがあります。脳や交感神経が一度放出したノルアドレナリンを再取り込みしてしまうと、量が極端に減って、やる気が湧かない状態になります。
でも不安や心配が無くなったわけではなく、本来「何くそ」という気持ちを奮い起こしてくれるノルアドレナリンが出ないという、とてもつらい状況になります。
このような状態になったら、精神論は役に立ちません。
すぐに心療内科の先生の診察を受けて、処方してもらいましょう。
(もちろんそうなる前に医者に相談するのがベストです)
そして時間をかけて、規則正しい生活のリズムを少しづつ取り戻すことが必要です。
【アドレナリン(Adrenaline)】

ノルアドレナリンの情報を元に、副腎髄質というところで生成されます。
ちなみにこのアドレナリンは体のレスポンスをよくするために作用します。危険を察知して、闘ったり逃げたりするのに体の能力を引き出せるようにするんですね。気分や考えには大きく影響しないようです。
「火事場の馬鹿力」とか聞きますけど、このアドレナリンが放出されまくった状態のことを言うのかもしれませんね。
【コルチゾール(Cortisol)】

副腎皮質から分泌されるホルモンで、炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御する生命維持に不可欠なホ ルモンです。またストレスを受けると大量に分泌され、血圧や血糖値を高めたり、免疫機能の低下をもたらすそうです。
ストレスを受け続けて、コルチゾールの分泌が止まらない状態だと、かなり体に悪い影響を与えます。代謝機能のバランスが崩れて細胞の老化が進んだり、脳の海馬を萎縮させて記憶力が低下するそうです。つまり一気に老けこんだり、記憶する脳の部分が小さくなります。
ストレス攻撃から自分を守るために、イヤな事を忘れさせようと働くのかもしれませんけど、その代償が大きすぎるように思えます。
ストレスは先に述べたノルアドレナリンも発生させますので、不安・興奮・記憶力の低下が相まって、一歩間違うと犯罪につながる等、恐ろしいことになる可能性があるようです。
いろいろな状況や理由があると思うのですけど、ストレスの程よい発散は絶対に必要だと思います。 気合でなんとかなるうちは良いのですけど、そうなる前に自分にあった方法で、日頃のストレスを散らしておきたいですね。
ちなみにコルチゾールの大量分泌を防ぐ方法は、セロトニンを増やす方法やノルアドレナリンを抑える方法と全く同じです。
さてここまでストレスを感じた時に分泌されるホルモンとその影響について書いてきました。
気持ちが落ち込んだり、イラついたりしている時は幸せホルモンのセロトニンが減ってきて、不安や緊張を増長するノルアドレナリンや、ストレスそのものを無くそうとするコルチゾールが増えてきて、気持ちや体調のバランスが乱れてきます。
眠れなくなってきたらセロトニンの減少、イラつきが止まらなかったらノルアドレナリンの増加を実感できるのではないでしょうか? それが続くと最悪病気になります。早め早めに規則正しい生活リズムを作ったり、リラックスできる時間を持って、元の状態に戻すのが良さそうです。
もちろん、そんな簡単にできないとは思います。僕も出来ませんし(笑)でも自分の状態を少しでも把握できたら、早めにコントロールできるかもしれません。無理し過ぎる前にストレスは抜きたいですね。。。
ここからは気分が上がる系のホルモンについてご紹介したいと思います。
【ドーパミン】

僕はこのホルモンを「快感を感じた時にドパドパ出てくるホルモン」だと思っていたのですけど、完全な誤解でした。
このホルモンは行動の動機付けの役割をはたしているようです。
しょうがない習慣だと分かっていても、なかなか止められないことがありますよね。例えばパチンコとか、タバコとか、SNSとかも入るかもしれません。
ある行為をして快感に思った時に、ドーパミンが学習因子として働いて記憶するらしいです。 そして再び同じ快感を得ようとしてドーパミンが放出されると、その行動を取ってしまうようです。
つまり行動プログラムのような存在なのでしょうね。
自分の20年くらい前の経験ですけど、パチンコのビギナーズラックで大当たりした時に、1000円が2万円になって、「ちょろすぎ」なんて勘違いしました(笑)その後10万円損しても止められなかったのは、大当たりする幻をドーパミンが見せていたからなんですね。(自分がバカなことは百も承知していますw)
「勝つことなんてあり得ない」と頭では分かっているんですけど、ドーパミンの期待効果がものすごく強くて、パチンコ屋に足を運ぶわけです。もちろん世の中そんなに甘くないです(笑)
ちなみにドーパミンは「期待」を与えるけど、そのあとにくる快感や幸福感は与えません。大負けしてパチンコ屋から出て行く時の絶望感と言ったら・・・二度と味わいたくありません。
ほどほどに楽しむ分には、趣味として何をやってもいいと思いますけど、行き過ぎると問題ですよね。そういう時は「期待によって突き動かされる行動」をコントロールしないといけません。
あるサイトの記事でこんな事が書いてありました。
1.ドーパミンを出させる世界から離れる
あなたに何か期待させる商品やサービスから多くの時間離れるべきです。一日中ドーパミンを出していると疲れてしまいますし、そのような環境に居続けると誘惑に負けやすくなるようです。静かな世界になるべく身を置くようにしてください。もしそれが退屈で苦しいなら、あなたはドーパミンが出す刺激に依存しているかもしれません。
2.常にドーパミンの存在を意識するようにする
期待を持って動いているときはドーパミンが絡んでいると思いましょう。不安に近い期待の感覚に騙されてはいけません。そのまま行動した時に果たしてあなたは期待通りのものを得ましたか? それとも期待だけで行動し、後々傷ついて後悔したり、虚しい気持ちになるだけだったりしませんか?そのような期待してしまう行動をノートに書き出して、そのあと何が起きたのかを書き加えてください。
あなたに望む結果を起こさないなら、その期待は、罠だと思うことです。常々それを意識しましょう。
3.幸福物質“セロトニン”を発生させる
あなたが疲れている時、あなたがストレスを発散したい時、あなたを癒してくれるものはドーパミンではなくセロトニンです。それには、朝早く起きて太陽の光を浴び、適度な運動(ウォーキングやランニングが効果的)をして、バランスのよい食事を摂ることが大切です。これが全く不安やストレスを癒すことと直結していないと感じるため、我々はそれをしないのですが、それをすることで結局は心を落ち着かせ、欲望をコントロールしやすくできるのです。
4.成果に注目しない
“一週間がまんした”とか“今日は誘惑に負けなかった”などと、自分のしたことを「成果」にしてしまうと、欲望は暴走します。ここまで頑張ったのだからと、次はバランスをとるように、それを破るのです。私はお金を貯めたい。だから今日もパチンコに行かないというように、自分のとっている「姿勢」に注目することです。
行き過ぎた時の対処方法と思って頂ければと思います。
もちろん日常生活で、やる気をアップさせるためにドーパミンを少し出してドキドキするようなことも必要だと思います。こちらのサイトで、その方法がまとめられています。
この中で"美人をみる"という方法がありますけど、同じ対象でもドーパミンの出る量が少し変わってくるような気もします。
例えば深キョンの写真を例に取ってみましょう。僕のドーパミンの分泌量限界を100%に仮設定してみました。もちろん根拠はありません。
①ポカリスエットのCM

いやー、美人ですけどドーパミンというよりセロトニンが出て、
癒やされるような気がします。(ドーパミン分泌量:1%)
②なんかの写真集?

いやー、やっぱり美人の水着は良いですよね
目の保養になるなぁ(笑) (ドーパミン分泌量:42%)
③ドロンジョさま

キタ━(゚∀゚)━! 深キョンと言えば、やっぱりコレですよ、コレ!
(ドーパミン分泌量:90%)
④なんかの写真集?Part2

( ゚Д゚)ウヒョー、スゲー、スゲーぜ! 実際にこのカッコでこのポーズを取られたら
頭が真っ白になるくらいドーパミンがきっと出まくりますね。
後ろのシロクマの意味を考える余裕なんかないです、きっと(笑)
(ドーパミン分泌量:99.999%)
⑤なんかの写真集?Part3

もうね、これは・・・反則レベルですよ!
ヾ(*ΦωΦ)ノヒャッホウ (笑)
究極のエロさを感じます。深キョン恐るべし(; ・`д・´)(笑)
(ドーパミン分泌量:120%)
僕の場合ということで、皆様の分泌量は分かりません。
ちなみにドーパミンを強制的に分泌させる薬があります。いわゆる覚せい剤・麻薬です。疲労感覚を麻痺させたり、幻想を見させたり、常習性から抜けられない恐ろしい薬ですけど、ホルモンとも関係があったのですね。
【βエンドルフィン】

幸せ感を感じさせたり、体の治癒効果があるホルモンです。成分が麻酔薬のモルヒネと似ているそうですけど、βエンドルフィンの方が5倍以上強く「脳内麻薬」と呼ばれています。
その効果は強烈で、心の痛みや不安を一瞬で吹き飛ばしたり、風邪をあっという間に治してしまうこともあるそうです。人間の体の中でこんな物質が作れるなんてスゴイですね。
こちらのリンクにもっと細かいことが書いてあります。
マラソンで長時間走って苦しい状態が続くと、このβエンドルフィンが出て、なんだか気持ち良くなってしまうランナーズ・ハイの状態になるそうです。
他にも家族との団らんや、本当に信頼できるパートナーを見つけた時にも分泌されて多幸感を感じさせる働きがあるようです。
ちなみに恋愛のホルモンは別にありますけど、こちらは1年~3年で同じ相手には出なくなるそうです。この期間を過ぎても愛情を感じていられるのは、このβエンドルフィンが2人の幸せをキープしてくれているらしいです
ちなみに僕が離婚したのは、結婚してから2年後でしたから、
βエンドルフィンに変えることができなかったか!(; ・`д・´)チッ
みたいな感じでしょうか(笑)
あと一つ、βエンドルフィンと仕事についてですけど、すごく辛い仕事であっても、やり遂げた時の達成感や満足感はβエンドルフィンから来ているのではないかな・・・と思います。
例えば僕の場合は、辛くてもこのスッキリ感があるから頑張っていられる気がします。
人によっては「仕事なんて辛いだけで、終わっても全くスッキリしない」という方もいらっしゃいますので、性格と言ってしまえばそうなのかもしれませんけど、エンドルフィンでちょっとは幸せを感じられると良いのになぁ・・・なんか良いエンドルフィンの出し方はないものかな?
【オキシトシン】

人と人との絆を強めるホルモンです。
人はこれを分泌させてくれた相手を信じやすくなるそうです。女性の出産時と授乳時に分泌されることが分かっていて、女性が自分の子供を無条件で愛することが出来るのは、このホルモンの影響らしいです。
さらに信頼や男女の愛情と関係して分泌されるということもわかって来ているそうです。
オキシトシンが出ると幸福感を得られるだけでなく、ストレスからくるイライラも軽減され、さらにお酒を飲んだ時のほっこり安らぐ感じに似たリラックス感も得られるとのことです。
良い事ずくめのホルモンのようですけど、その作用の一つとして嫌な記憶を思い出させ、不安を増強する作用もあるようです。
またオキシトシンを分泌して信頼関係で結ばれた集団は、同じグループに属する仲間への優遇が増える一方で、グループに属さない人を排除したりする傾向にあるようです。
他にもオキシトシンは自分の嫌いな人が何かに成功した場合には嫉妬をかきたて、嫌いな人に自分が勝った場合には得意な気持ちにさせたりもするとの事です。
このホルモンは、人間関係のあり方に大きく影響しそうです。少なすぎても多すぎてもあまり良くなさそうですね。
【エストロゲン】
女性らしい豊満な胸、くびれたウエスト、サラサラの髪、美しい肌をつくり上げるホルモンだそうです。いわゆる美人と言われている人で、エロい感じのする人はこのホルモンの分泌量が多い気がします。
代表的な人はアンジェリーナ・ジョリーでしょうか・・・

あとほしのあきさんとか(カッコがエロいだけかも(笑))

小雪さんもエストロゲンが多そうですね。

このホルモンを男性に与えると、本当に胸が膨らんできたり、声が高くなったりするそうです。すごい力ですね。。。
【テストステロン】
こちらは男性らしさを強めるホルモンです。
たとえオッサンでも、このホルモンさえ多く分泌することができれば女性にモテるようになるそうです。本能的に惹きつけられるそうです。
このホルモンの多い人は、自信があって、堂々とした態度をとって、競争意識が非常に高く、自己主張が強い傾向があるようです。
うちの会社にも根拠ない自信を持っている人や、アドバイスしているのに闘争心をむき出しにする人がいるような気がします。ひょっとしてテストステロンが多いのかな?(笑)
頭脳や身体能力が高くて、テストステロン分泌が多い人は成功するでしょうね。
例えばこの人とか・・・

この人・・・(笑)

このホルモンが多すぎると攻撃性、競争心、縄張り意識、性衝動が高めになるため、ちょっと昔の高度成長期の日本人気質に近くなるかもしれません。 最近世間ではあまり見なくなりましたね。
もう少し知りたい方はこちらのサイトにどうぞ。
ちょっと面白いのは、女性で「やさしくて男らしい人が好き」と思われている人が多いですけど、テストステロンの量で長短所を比較すると、
テストステロンが多い人の長所
堂々としていて決断力がある
闘争意欲があり、自己主張もしっかりしている
身体能力や生殖能力が高い
出世しやすい
テストステロンが多い人の短所
浮気を繰り返す
反社会的行為を犯しやすい
孤独願望が強く、家庭的ではない
落ち着きがなく、物事の分別がつかない時がある
テストステロンが少ない人の長所
倫理観が強く、浮気をしない
平和主義で、やさしい
社会的で、人あたりがいい
家庭的で、子供の面倒見もいい
テストステロンが少ない人の短所
生殖能力が低く、男性的魅力に欠ける
決断力がなく、優柔不断
体の線が細く、ひ弱なイメージ
出世しずらい
つまりテストステロンが多い場合と、少ない場合の長所を取った男性が女性の理想になるみたいです。本能はテストステロンが多い人、理性はテストステロンが少ない人を望んでいるのでしょうかね。。。
女心は一生分からんな(笑)
【フェニルエチルアミン(PEA)】

恋をするとドキドキしたり不安になったりするものですけど、このPEAが脳内に出ていることが原因のようです。このPEAが分泌されると人の感覚は通常よりはるかに増幅します。”惚れ薬”とも呼ばれていて、まったくオスに興味のないネズミのメスにこのホルモンを注射すると、ものすごい勢いで目の前のオスと交尾をしだすほどの威力があるそうです。このホルモンの主成分は覚せい剤として認定され、世界中で禁止されています。まさに脳内麻薬です。
このホルモンはちょっと特殊です。相手を好きになってから分泌されるのではなく、分泌させた相手を無条件で好きになるみたいです。「あばたもエクボ」とか相手の欠点を長所にとらえたりして、恋は盲目状態になってしまいます。
僕は去年の暮れにこのホルモンが出まくっていた時期がありました。一言でいうと失恋したんですよね。眠れなかったり、グルグルいろいろな事を考えたり、今までとったことが無いような行動を取ったり・・・20代の頃に経験した感覚に近かったですね。20年近くもPEAを出していなかったんだなオレ(笑)
このPEAが出ている状態では、間違いなくセロトニンが欠乏して、ノルアドレナリンが大量に出ています(実感です)。夜眠れなかったり、不安が襲って来るような感じでした。あとドーパミンも大量に出て、まさに自分との戦いだったかも(笑)
幸運なことに、友達がたくさんいてくれて本当に助かりました。あと世界一周の出張に行った後に、不思議なくらいパタッと落ち着きました。環境が短期間でものすごく変わったので、ホルモンの分泌成分が変わったのかもしれません。失恋したら旅行が効果的であることを学びました(笑)
ご参考までにPEAが分泌される条件です。
・緊張している時
・追う立場である時
・新しくて魅力的なもの
・もう少しで手に入りそうなもの
・自分から遠ざかっていこうとするもの
・不安、恐怖、緊張等を抱いている状態
・相手との関係に対し障害がある時
ちなみにこのPEAは「同じ相手に対しては3~4年で完全に分泌されなくなる」そうです。強烈な脳内麻薬ですから、体が持たなくなるためだと思います。最も離婚の多い時期というのは結婚してから3~4年後付近に集中しているというのも、うなづけますね。
でも、まぁ、恋愛段階においては、PEAを出させた方が勝ちですね(笑)
長々と書きましたけど、不安やストレス、ドキドキや快感はホルモンと関係があるみたいです。これらがないと味気ない生活になりますけど、多すぎてもあまり良いことはないみたいです。ほどほどに分泌させて人生楽しみましょう!(笑)
それでは

また
